
きょうは、学校のスタートにあたり、しっかりと努力してほしいという願いから、「努力のつぼ」の話をします。
みんなが何か始めようとか、今までできなかったことをやろうと思った時に、神様から「努力のつぼ」をもらうのだそうです。
これは、どんな人もみんなもらうそうです。そのつぼは、いろいろな大きさがあって人によって違います。みんながつぼの中に一生懸命「努力」を入れていくと、それが少しずつたまって、いつか「努力」があふれる時がきます。
努力があふれるとき、それはできなかったことができるようになるときです。だから休まずにつぼの中に努力を入れていけば、いつか必ずできる時がくるのです。
でも、みなさんの中で、自分はこんなに頑張
っているのに、なぜ結果がでないのかと思う時があるでしょう。それはね、努力のつぼの大きさが分からないから、努力をどれだけ続ければいいか分からないからです。
あと1日努力すればできるようになる、そんなふうに分かればいいのですが、それは分かりません。ですから、あきらめないことです。あきらめたら終わりです。努力をしているときは、本当に辛いものです。努力をしても、努力をしても、結果が出ないと限界を感じてしまうことでしょう。
でも、「努力のつぼ」というのがあるのです。あと1日でできるようになっているかもしれないのに、あきらめたら何にもなりません。これまで苦労して頑張っている努力の分は、間違いなくそのつぼにたまっています。少しずつですが、確実にたまっているのです。
ですから、あきらめずに、休まずにつぼの中に努力を入れていけば、いつか必ずあふれるときがきます。このことを信じて、あきらめずに何かに挑戦していきましょう。