子どもたちの夢を育む学校づくり
~努力は必ず実る~
みなさま、本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
ウィーン日本人国際学校は、1978年9月1日に開校し、本年度創立42周年を迎えました。これもひとえに創立以来、本校教育に対する熱い想いを持って、献身的に児童生徒の育成に当たってこられた学校協会、理事会、オーストリア日本人会、歴代の校長先生をはじめとする教職員の方々のご尽力と、さまざまな場面で子どもを支えてくださった保護者の皆さまのご理解とご協力の賜物であると感謝申し上げます。
さて、令和2年度の本校は、豊かな人間性と強くて健康な身体を有し,自主性・創造性および国際性を身につけた児童・生徒を育成するために、児童・生徒と教職員の合言葉を「ゆたか」とし、目ざす学校像の具現化のために日々努力を重ねています。
【目ざす学校像】
「ゆ・・・夢を育てる学校」
「た・・・楽しく学べる学校」
「か・・・活気のある学校」
また、本年度は、本校教育の原点に立ち返り、教職員間で「めざす教職員像」を再確認し、日々の子どもたちへの指導・支援に生かすことができるよう努めています。
【目ざす教職員像】
1 派遣教員並びに現地採用講師が志を高く持ち、ともに動きベクトルを一つに働く教職員
2 意欲と使命感に燃え、創意工夫を生かした教育活動を実践し、学び続ける教職員
3 児童理解に努め、よく聞き、よくほめ、子どもの長所を引き出し、伸ばす教職員
本年度、私が一番大切にしているのは「夢」です。夢は、人に生きる希望を与え、人生を活気あるものにします。若者の特権は、自分の夢を信じ、夢に向かって努力をすることです。人生の若い時にこそ、夢を持つべきです。憧れでも構いません。自分はこんな人になりたい、こんなことができるようになりたいと思うことが大切です。私は子どもたちに、「努力は必ず実る」という言葉で、努力を重ねることの大切さを伝え、励ましています。
私たち教職員は子どもたちの夢の実現に向けて、全力で指導・支援を重ねていきます。ウィーン日本人国際学校で育った子どもたちが、家族や周りの方々への感謝の心を持ち、自分の夢の実現に向けて努力を重ね、立派な社会人となることを心から願っています。
最後になりますが、本校の教育にご理解とご支援をいただいております学校協会、理事会、オーストリア日本人会、保護者の皆様のご発展と子どもたちの光り輝く未来を祈念致しまして、みなさまへのご挨拶とさせていただきます。
令和3年1月
ウィーン日本人国際学校
校長 波多江 修