教育目的

 

 本校の教育目的は、オーストリアに在住する日本人子弟および他国籍者であっても、本校に就学を希望するものに対して、日本国憲法および学校法令に基づき、現地文化及び現地教育を積極的に吸収しながら、格調高い初等・中等教育を施すことです。

教育目標

 

 本校の教育目標は、豊かな人間性と強くて健康な身体を有し、自主性・創造性及び国際性を身に付けた児童・生徒を育成することです。

目指す子ども像

 

 

・思いやりのある子ども

 

・強い身体の子ども  

 

・よく考える子ども  

 

・やりとげる子ども  

 

・世界に目を開く子ども

 本校の三つの特色

 

 

①日本語による思考力、判断力の育成

 

 私たちは、思考、判断、表現力の土台となる日本語がしっかりしていてこそ、第二言語が豊かに発達すると考えています。日本国内であれば、多くの日本語に触れ、日本語を土台にして思考力、表現力、表現力が自然に発達していく環境があります。しかし海外では、日本語の維持・育成のための環境が十分とは言えません。そこで、本校では海外にいながら子どもの日本語力を維持し、特に日本語による思考力、判断力の育成を重視した授業を実施しています。

 

 

  

英語教育の重視

 

 2018年に校名変更を行い、ウィーン日本人国際学校となりました。本校には様々な国籍を有する子どもたちが共に学んでいます。その学びを支えるために、2022年度より現地採用の英語講師を2名採用し、児童生徒の英語力に応じた個別最適な英語授業を実施しています。もちろん英語授業は全て英語です。

 

 

 

ウィーンの地を生かした教育の重視

 

 ウィーンは、シュテファン大聖堂、シェーンブルン宮殿等の歴史的文化的建造物、また滔々と流れるドナウ川をはじめ豊かな自然を有しています。本校は、この豊かな歴史や自然を題材にした教育を重視し、年間カリキュラムの中にウィーンならではの教育を位置づけ、世界に目を開く子どもの育成に努めています。保護者の方も見学参加し、ウィーンの地を子どもと学ぶことができます。